日本だけでなく世界の特撮・SF映画史に残る名作「ゴジラ」(1954年公開)に登場した初代ゴジラのソフビ。意外にもバンダイのソフビシリーズとして販売されたのは遅く、ゴジラシリーズが一時休止中の1998年だった。その後、何度も再販されており、写真は2005年の「ムービーモンスターシリーズ-STANDARD-」のバージョン。このバージョンは彩色にも無駄がなく、最も良いように思う。
彩色は、モノクロだった作品に合わせシンプルで無駄がない。両手足が可動する。ソフビ化が遅かったこともあり、造形も非常に良い。初代ゴジラの無骨さをよく表現している。2019年にも再販されたが、視線や彩色が改悪された感がある。
<初代ゴジラ>
身長 50m
体重 2万t
必殺技 放射熱線
中生代に生息していた巨大生物が、水爆実験により生息環境を破壊され、大戸島に出現後、東京へ上陸。戦災から10年未満の街を再び焼け野原にした。自衛隊の攻撃をものともせず大暴れしたが、芹沢博士が開発した水中酸素破壊財「オキシジェンデストロイヤー」で倒された。
登場作品・・・ゴジラ(1954)