ラドンはゴジラの相棒ならば、アンギラスは忠実な子分。ゴジラがヒーロー化した後の70年代の作品には頻繁に登場しており知名度は高いが、未だに作品タイトルに名を連ねたことはない。
このソフビは、ゴジラの最初の敵として「ゴジラの逆襲」(1955年公開)に登場した初代ではなく、温厚な顔つきでゴジラの子分として働いた2代目がモデルの商品。両手足が動くが、膝をついた四つ足姿勢のため直立させることはできない。1990年に発売されたが、その後も縮小されて彩色を変えるなどで、ソフビのシリーズ名が「ゴジラアイランド怪獣シリーズ」や「ムービーモンスターシリーズ」に変わる度に再販されている。
<アンギラス>
身長 60m
体重 3万t
必殺技 噛み付き
初代は非常に凶暴な性格の怪獣として設定され、岩戸島と大阪でゴジラと対決。最期は喉笛をゴジラに噛みちぎられ、放射熱線で焼かれた。2代目は一転して怪獣島に住むゴジラの子分として登場、キングギドラやガイガンをゴジラと共に撃退したが、メカゴジラ扮する偽ゴジラには敗れた。
登場作品・・・ゴジラの逆襲(1955)、怪獣総進撃(1968)、ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969)、地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン(1972)、ゴジラ対メガロ(1973)、ゴジラ対メカゴジラ(1974)