米国版3部作の最終作「ゴジラvsコング」(2021年公開)に合わせ、今まで手を出していなかった「S.H.MonsterArts」シリーズの商品を初めて購入してみた。このシリーズはゴジラシリーズが冬の時代だった2011年に登場した可動フィギュア。従来のソフビと違って可動部分が非常に多く、さまざまなポーズを取らせることができる。コマ撮りを使って動画を作成してみても面白そうだ。
ゴジラとコングは映画の公開に先駆けて同時発売。このゴジラの型自体は2014年発売のものを使い回しているらしく、マイナーチェンジしながら何度も発売されている。前作との違いは、新規造形の手が従来のものと取り替え可能な形で付属された点、背鰭などの塗装が青く鮮やかになったという点である。しかし、この新規造形の手が非常に良く、つかみ合いの怪獣プロレスの再現には非常に良い。背鰭は熱線発射時の色になったのは良いのだが、なぜか口の中まで青く塗られた。これは賛否が分かれるところだろう。