ウルトラQの怪獣ではカネゴンと並び、非常にユーモラスな外見で人気が高いガラモン 。への字の口に目つきの悪さ、ひょろ長い指や赤いトゲが生えたような体型は、怪獣造形の中でも屈指の名作だろう。作中の動きも面白い。
ガラモンのソフビはバンダイのウルトラ怪獣シリーズとして1983年から長期にわたって販売されていたのだが、残念ながら似ておらず、ガラモンの独特な容姿を十分に再現できているとは言えなかった。そんな中で待望の新規造形となったのが2011年。ウルトラ怪獣シリーズプレミアム「総天然色ウルトラQ」ソフビ3体セットとして、ゴメスとペギラと一緒に限定販売された。ようやくガラモンのソフビの決定版と言える最高の出来と言えるが、2013年にウルトラ怪獣シリーズのソフビはリニューアルとともにサイズを縮小。そのため、この造形のガラモンは未だ一般販売されていない。
なお、着ぐるみは同じものが使われているため、このソフビはピグモンとしても当然ながら通用する。