怪獣ソフビ博物館

ゴジラ、ガメラ、たまにウルトラマンや仮面ライダーも含めて新旧ソフビを展示

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴジラ(×機龍) ムービーモンスターシリーズ(2002)

// 2002年公開の「ゴジラ×メカゴジラ」と翌2003年の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」は、ミレニアムシリーズでは唯一、劇中の物語がつながっている。この2作に登場した通称「機龍ゴジ」は、風貌としては1999年公開の「ゴジラ2000」の通称「ミレゴジ」に…

ゴジラ(GMK) ムービーモンスターシリーズ (2001)

// 基本的に作品の世界がつながっている昭和ゴジラや平成のvsシリーズとは違い、ミレニアムシリーズは作品ごとにゴジラの設定が変わる。大人ならばとにかく、子供の観客にとっては分かりづらかったのではないだろうか。平成ガメラ3部作の金子修介監督がメガ…

ゴジラ1984 ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1975年公開の「メカゴジラの逆襲」では観客動員数が100万人を下回り、ゴジラシリーズは一旦終了。1955年の「ゴジラの逆襲」から1962年の「キングコング対ゴジラ」でも7年間の沈黙はあったが、この間は他の怪獣映画や特撮SF映画が毎年のように製作されてい…

ゴジラ1975(メガロゴジ ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1973年の「ゴジラ対メガロ」で登場した通称「メガロゴジ」が、あまりにも幼い表情でゴジラのイメージに合わなかったためか、1975年公開の「メカゴジラの逆襲」では、顔を改造。目つきが鋭くなり、悪と戦うヒーローのイメージが強調された感がある。このゴ…

にせゴジラ(メガロゴジ ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1970年代に入ってゴジラは悪の怪獣と戦う正義のヒーローになり、顔つきも子供たちに親しみやすいように変化していった。1973年公開の「ゴジラ対メガロ」から使用されたスーツ、通称「メガロゴジ」は、もはや完全にベビーフェイスである。顔は大きくなり、…

ゴジラ1968(総進撃ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1968年公開の「怪獣総進撃」から1972年公開の「地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン」まで、昭和ゴジラの中では最も多い4作品で使われたスーツが、通称「総進撃ゴジ」と呼ばれるタイプ。怪獣総進撃では、怪獣ランドで人類に管理されるという不本意な境遇になり…

ゴジラ1967(息子ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// ゴジラの立ち位置が人類にとっての脅威から単なる怪獣に変わり、次第に作品も子供向けになってきたことから、1967年公開の「怪獣島の決戦ゴジラの息子」では、ついに息子怪獣のミニラが登場。南の島に産み捨てられていた卵から生まれ、ゴジラよりもはるか…

ゴジラ1965(大戦争ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1964年公開の「三大怪獣地球最大の決戦」では、ゴジラ本人にとっては不本意ながらも人類に味方する形でキングギドラと戦うことになり、ゴジラの立ち位置が変わる転機となった。1965年公開の続編「怪獣大戦争」でも、ラドンとともにX星人に操られたゴジラ…

ゴジラ1964(モスゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1962年に公開された「キングコング対ゴジラ」と、1964年公開の「モスラ対ゴジラ」では、タイトルが示すようにゴジラは悪役だった。この通称「モスゴジ」も、ふてぶてしい悪役ような顔つきなのだが、その中にも非常に愛嬌がある。劇中でもモスラの卵に好奇…

ゴジラ1962(キンゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1955年公開の「ゴジラの逆襲」以降、ゴジラ映画はしばらく製作されなかったが、その間にも東宝はラドンやバラン、モスラなどの怪獣が登場する映画を毎年のように製作していた。そして満を持して1962年に公開されたのが「キングコング対ゴジラ」で、日米を…

ゴジラ1955(逆襲ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 記念すべき第1作「ゴジラ」(1954年公開)の大ヒットを受け、続編として製作されたのが「ゴジラの逆襲」(1955年公開)で、ゴジラシリーズではこの2作だけがモノクロ。まだ戦後10年の時代で、この作品までゴジラは、戦争の記憶を思い出させる核兵器から生…

キングギドラ(KOM) ムービーモンスターシリーズ (2019)

// 米国版になっても、やはりゴジラの最大の宿敵はキングギドラなのだろう。この3つ首に金色の芸術的デザインは、誕生から55年を経ても海外で十分に通用するのだ。2019年公開の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」では、従来のギドラの特徴を残しつつ、ハ…

モスラ(KOM) ムービーモンスターシリーズ (2019)

// 米国版の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年公開)に登場した4体の怪獣の中では、日本と比べて最も大きくデザインが変わったのがモスラ。日本のモスラはぬいぐるみのような外見だったが、脚が長くなって顔が小さくなり、鋭い手足はカマキリの…

ラドン(KOM) ムービーモンスターシリーズ (2019)

// 東宝の三大怪獣として昭和時代にはゴジラと互角の立場だったが、平成に入ると次第に扱いが悪くなったラドン。令和に入り、初出演となった米国映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年公開)では、デザインは大幅にグレードアップした。反面、…

ゴジラ(KOM) ムービーモンスターシリーズ (2019)

// 前作から5年後の2019年に、米国レジェンダリー ・ピクチャーズの「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」は公開。登場怪獣は1964年公開の「三大怪獣地球最大の決戦」と同じで、米国産ゴジラでは初めて怪獣の戦いがメインとなった作品と言える。監督がゴジ…

ギドラ(アニメ版) ムービーモンスターシリーズ (2018)

// アニメ版ゴジラの最終作「GODZILLA星を喰う者」では、最後の敵としてギドラが登場。今回は「キング」の冠はなく単に「ギドラ」という名前で「高次元怪獣」という設定が与えられた。異次元に存在するため敵から攻撃は受けず、自身は攻撃できるという反則技…

メカゴジラ(アニメ版) マスターディティールムービーモンスターシリーズ (2018)

// メカゴジラというキャラクターは昭和の初登場では地球侵略を狙う宇宙人による悪の兵器だったが、平成に入ってからは一貫して人類側の対ゴジラ兵器として描かれている。2018年公開の「GODZILLA決戦機動増殖都市」でも、ゴジラとの対決が期待されたが、まさ…

ゴジラ・アース(アニメ版) ムービーモンスターシリーズ (2018)

// アニメ版ゴジラは3部作で、2017年に第1作「GODZILLA怪獣惑星」が、2018年には第2作の「GODZILLA決戦機動増殖都市」と第3作「GODZILLA星を喰う者」が立て続けに公開された。このアニメ版ゴジラは決して評判は良くないのだが、2004年に最低の駄作「ゴジラ F…

ゴジラ・フィリウス(アニメ版) ムービーモンスターシリーズ (2017)

// 2016年公開の「シン・ゴジラ」に続き、今度はなんとシリーズ初のアニメ映画として「GODZILLA怪獣惑星」が2017年に公開された。 実写では費用がかかりすぎて難しそうなハードSFの要素を盛り込んだ意欲作。公開に先駆けて前日譚の小説も発売された。映画の…

シン・ゴジラ(第四形態) ムービーモンスターシリーズ (2016)

// 2016年に公開された「シン・ゴジラ」は、観客動員数ではvsシリーズで最高だった「ゴジラvsモスラ」(1992年公開)を大きく上回り、ゴジラ映画では久々の大ヒットを記録した。早口な台詞回しからテンポよく進む展開、東日本大震災の政府の対応を思い出させ…

シン・ゴジラ(第三形態) ムービーモンスターシリーズ (2016)

// 第二形態(通称・蒲田くん)が品川付近で急激に進化した姿が第三形態。「品川くん」の通称で呼ばれる。体表が赤黒くなり、不安定ながらも二足歩行ができるようになった。顔つきは第二形態に近い。最もゴジラらしい姿の第四形態と、その奇妙な姿で強烈なイ…

シン・ゴジラ(第二形態) ムービーモンスターシリーズ(2016)

// 米国版の公開から2年後、日本産としては12年ぶりのゴジラ映画として公開された「シン・ゴジラ」(2016年公開)は、これまでの作品と比べても異色作。その中でも強烈なインパクトを残したのが、この第二形態。上陸した場所から「蒲田くん」の通称でも知ら…

ゴジラ(米レジェンダリー版) ムービーモンスターシリーズ (2014)

// 日本のゴジラが2004年に最低の駄作「ゴジラFINAL WARS」で終わってから10年後、米国のレジェンダリーピクチャーズによって製作されたのが「GODZILLA」(2014年公開)だ。米国版といえば、マグロ食ってミサイルで退治されるエイリアンみたいな外見の似非ゴ…