1973年の「ゴジラ対メガロ」で登場した通称「メガロゴジ」が、あまりにも幼い表情でゴジラのイメージに合わなかったためか、1975年公開の「メカゴジラの逆襲」では、顔を改造。目つきが鋭くなり、悪と戦うヒーローのイメージが強調された感がある。このゴジラこそが、昭和ゴジラ最後の勇姿。メカゴジラⅡとチタノザウルスを倒して海に去り、その後はゴジラシリーズは9年間の沈黙期間に入る。
メガロゴジのソフビは2003年にバンダイの「ムービーモンスターシリーズ」で発売され、その後に2005年に限定販売された「ゴジラ50周年メモリアルBOX」では、劇中と同様に顔だけを新造形したタイプが作られた。首を少し傾けた劇中のポーズまで、しっかり再現している。2003年発売のメガロゴジは、右腕を改造した「にせゴジラ」仕様でボックスに入っている。