米国版の公開から2年後、日本産としては12年ぶりのゴジラ映画として公開された「シン・ゴジラ」(2016年公開)は、これまでの作品と比べても異色作。その中でも強烈なインパクトを残したのが、この第二形態。上陸した場所から「蒲田くん」の通称でも知られる。これまでのゴジラにはなかった丸い目や間抜けに開いた口から感情は読み取れず、クネクネした奇妙な動きにエラのような器官からは謎の赤い体液を放出。それが街を破壊する様子はかなり異様であった。
ソフビは映画の公開に合わせて第三形態、第四形態とともに発売。グロテスクなエラのような器官まで、造形は非常によくできている。匍匐前進のような動きだった劇中と比べ、上体を起こしたポーズになっている。なお、劇中で海中から尻尾のみ姿を見せた第一形態はソフビとして商品化されていない。