米国版の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年公開)に登場した4体の怪獣の中では、日本と比べて最も大きくデザインが変わったのがモスラ。日本のモスラはぬいぐるみのような外見だったが、脚が長くなって顔が小さくなり、鋭い手足はカマキリのよう。女王の風格を感じさせる光を放った神々しい姿になった。
ところが、ソフビはラドンと同様に残念な出来。まず、翼の裏側が殆ど塗られおらず、胴体の塗装も顔の最低限のみ。顔の造形も変。サイズは歴代のバンダイ怪獣ソフビの中でも最小級で造形を細かくするのは難しかったのかもしれないが、せめて塗装くらいはしっかりやってほしかった。