東宝の特撮映画ではあるがゴジラが登場しない「フランケンシュタイン対地底怪獣」(1965年公開)に登場した後、「怪獣総進撃」(1968年公開)で初めてゴジラと共演。とは言っても破壊活動や戦闘には参加せず一瞬の出演に終わったため、ゴジラや他の怪獣との絡みはない。身長は25mでゴジラの半分、ミニラより少し高い程度。体重は250tと東宝怪獣の中では異様に軽いが、ガメラシリーズの怪獣よりは遥かに重い。
それでも怪獣らしいデザインのためかキャラクターとしての人気は高く、バンダイも1992年にソフビとして商品化した。劇中で主に見られた四つ足ではなく、二本足で立ち上がったスタイル。両手足が可動し、塗装も十分な仕上がりだ。
<バラゴン>
身長 25m
体重 250t
必殺技 熱線
地下に生息し、人間や家畜を襲う肉食性。戦闘時は後ろ足で立ち上がり、耳(?)も起き上がる。初代はフランケンシュタインとの戦いで首の骨を折られて絶命。2代目は、怪獣ランドに住んだ。
登場作品・・・フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年)、怪獣総進撃(1968年)