キングギドラと並ぶゴジラの最大のライバルとして、後年の作品でも何度も名勝負を繰り広げているメカゴジラ。既にウルトラシリーズではロボット怪獣が数多く登場していたとはいえ、ゴジラ型のメカ兵器という発想は当時としては非常に斬新なものだったのではないだろうか。メカゴジラは生命を持たない機械のためか、ゴジラを徹底的に追い詰めているイメージからか、悪役のイメージが強いのだが、意外にも完全に悪玉のメカゴジラは昭和の2部作のみである。
ソフビの発売は1983年と早く、ゴジラ復活前だった当時も人気が高いキャラクターだったことが伺える。非常に古い商品だが、造形は及第点だろう。可動部は両手足と首。
<メカゴジラ>
身長 50m
体重 4万t
必殺技 スペースビーム、フィンガーミサイルなど多数
ブラックホール第3惑星人が地球侵略兵器として開発。目からのスペースビームや手足の指からのミサイル、劇中では登場しないが鼻からの火炎放射など、全身に圧倒的な火力を備え、バリヤーなど防御力にも優れる。アンギラスを文字通りの血祭りにし、ゴジラやキングシーサーを圧倒するが、帯電体質で体を電磁石にしたゴジラに捕まり、首をもぎ取られて爆発四散した。
登場作品・・・ゴジラ対メカゴジラ(1974)