失敗作「ゴジラ FINAL WARS」(2004年公開)の中で、数少ない評価に値するものは「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな」の台詞と、31年ぶりに復活を遂げたガイガンの造形だろう。悪のサイボーグ怪獣として、見事に現代風にアレンジされた。シャープなデザインのわりに、劇中ではアホキャラだったが。
ガイガンのソフビは2004年に約20cmと大きめのサイズで発売され、こちらはバンダイのムービーモンスターシリーズで最高傑作とも称されている。さらには腕がチェーンソーになったパワーアップタイプも発売。写真は2005年に「ムービーモンスターシリーズ-STANDARD-」として、縮小されて再販されたもの。縮小版とはいえ、悪役の魅力に満ちたシャープなデザインを十分に再現できている。