後にマグロ食い巨大イグアナとして酷評を受けるハリウッド版ゴジラの製作が遅れたため、急遽製作が決まった「ゴジラvsスペースゴジラ」(1994年公開)。そのため、名作が多い平成vsシリーズの中でも物語は全体的にまとまりがないが、スペースゴジラのキャラクターは人気が高い。宇宙のゴジラという設定とクリスタルのような肩の結晶体のデザインは斬新で、もう少し脚本のテーマがしっかり練られていればと惜しまれる。
劇中の設定通り、このソフビはゴジラより一回り大きく、並べても十分に見映えがする。後の「ゴジラアイランド怪獣シリーズ」や「ムービーモンスターシリーズ」でも、この型を縮小して再販されている。