ゴジラシリーズが一旦休止し、その間に製作されたのがモスラを主役とした3部作。ゴジラシリーズと比べてファンタジー色が強く、幼い子供でも楽しめる内容だった。1996年に公開された第1作「モスラ」では、これまでと少しイメージを変えたモスラが登場。屋久杉のエネルギーを得て成虫に変態したことから、翼や眼が緑色に。顔つきもぬいぐるみ風だった従来のモスラに比べ精悍な印象になった。
このソフビは、これまでのモスラ成虫の商品の流れを受け継ぎ、翼はプラスチック製で脚も塩ビ製の別パーツ。展示スタンドは付いておらずフロッキー加工もなくなったが、胴体を押すと羽ばたくという遊び心ある商品に。翌年の「モスラ2」ではレインボーモスラにバージョンアップしたため、このソフビと同型で翼の色を虹色に変更して再販された。