初代仮面ライダーといえば1号がよく知られているが、むしろ番組の人気を爆発させ、後につながるシリーズの礎を築いたという点では、2号が果たした功績も非常に大きい。旧1号が視聴率で苦戦したため、作風を少し明るくし、そして何より2号の変身ポーズが当時の少年たちの心をつかんだ。暗い色調だった旧1号と比べてマスクや腕に銀色が使われ、ヒーローっぽいデザインになった。
この商品は対象年齢が15歳以上の「ソフビ魂」シリーズで、旧1号に続いて2005年に発売。「技の1号」と対比する「力の2号」を表現したポーズになっている。子供向けのソフビでは1号と2号は同じ型を使った色違いになることが多いが、こちらは顔つきの違いまでしっかり再現されている。「ソフビ魂」の仮面ライダーは旧2号と共闘した「桜島旧1号」も発売されたが、知名度の高い「新1号」と「新2号」が発売されることはなかった。
