日米の怪獣スター同士による夢の対決が実現し、怪獣プロレス路線を決定づけた「キングコング対ゴジラ」(1962年公開)。ゴジラシリーズ最高の観客動員1120万人を記録した作品でもあり、初期ゴジラにとって重要なライバル怪獣の1体である。
先にメカニコングが1991年にソフビ化されるなど、版権の関係から商品化は難しいとみられていたが、1993年にソフビが発売。顔など造形は良く、和製コングの特徴をよく表している。可動は両手足。なお「キングコングの逆襲」(1967年)に登場した個体は、ゴジラと対決したコングとは大きさや顔つきが異なるため、2代目とされている。2代目は商品化されていない。
<キングコング>
身長 45m
体重 2万5000t
必殺技 怪力
南太平洋にあるファロ島で、原住民から「巨大なる魔神」として恐れられた。ゴジラとの初対戦では放射熱線に戦意喪失し、敗走。電流を受けて帯電体質となり、ゴジラとの再戦では電流と怪力を武器に引き分けた。2代目は身長が20mになっている。
登場作品・・・キングコング対ゴジラ