怪獣ソフビ博物館

ゴジラ、ガメラ、たまにウルトラマンや仮面ライダーも含めて新旧ソフビを展示

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

メカゴジラ(vsシリーズ) ゴジラシリーズ(1993)

// 1993年公開の「ゴジラvsメカゴジラ」で18年ぶりの復活。昭和とは立ち位置が大きく変わり、悪役ではなく人類の兵器となったメカゴジラ。ただ、ベビーゴジラを囮に使ってゴジラやラドンを無慈悲に追い詰めるマシンの姿には、悪役らしさも感じさせた。昭和と…

ファイヤーラドン ゴジラシリーズ(1993)

// 1993年公開の「ゴジラvsメカゴジラ」で、平成シリーズ初登場を果たしたラドン。相変わらず相棒キャラから脱却できず、タイトルを担うメインキャラはメカゴジラに譲る形となったが、劇中では生命の力を見せる重要な役割を果たした。途中から熱線を吐けるフ…

ゴジラ(vsモスラ〜vsスペースゴジラ) ゴジラシリーズ(1992)

// 1992年公開の「ゴジラvsモスラ」から、1995年公開の「ゴジラvsデストロイア」まで使用され、平成vsシリーズでは最も基本的なタイプ。通称「バトゴジ」のソフビ。眼の白い部分が復活したことで、ビオゴジやギドゴジと比べて表情が出た。翌年の「ゴジラvsメ…

バトラ成虫 ゴジラシリーズ(1992)

// ファンタジー感のあるモスラの繭からの変態とは異なり、光と共に一瞬で成虫に変わるシーンが印象的だったバトラ。モスラと比べ、顔つきは幼虫時代の面影を十分に残している。ソフビは、モスラ成虫と色違いの展示スタンド付き。モスラよりも長くて太い脚も…

バトラ幼虫 ゴジラシリーズ(1992)

// モスラとは違った攻撃的な性格と容姿で「ゴジラvsモスラ」(1992年公開)1作のみの出演ながらもインパクトを残したバトラ。平成では「シン・ゴジラ」(2016年公開)に次ぐ観客動員数を記録した作品となった。ソフビは、毒虫のような色彩がよく表現されて…

モスラ成虫(vsシリーズ) ゴジラシリーズ(1992)

// この商品より少し前に発売された昭和モスラ成虫のソフビを、さらにグレードアップしたような凝った作りになっている。翼が薄いプラスチック製なのは旧作と同じだが、半透明でより色鮮やかに。胴体も引き続きフロッキー加工で、ぬいぐるみのような成虫のも…

モスラ幼虫(vsシリーズ) ゴジラシリーズ(1992)

// モスラとしては24年ぶりの復活となる「ゴジラvsモスラ」(1992年公開)に登場。昭和から設定が大きく変わったキングギドラと比べると、モスラはあまり変わっていないが、幼虫も成虫も色鮮やかになった。ソフビも明るい色調になっている。昭和と比べると尻…

メカキングギドラ ムービーモンスターシリーズ(1998)

// ゴジラ映画が休止中の1998年に新規造形で発売された。その後も何度も再販されており、写真は2018年に再販された商品。全高は旧作と比べて半分ほどになり、メカキングギドラの巨大感が落ちた感は否めない。やや首が短く頭でっかち。一方で、旧作では不十分…

メカキングギドラ ゴジラシリーズ(1991)

// 1991年公開の「ゴジラvsキングギドラ」に合わせて発売。サイボーグ化前のキングギドラのソフビとは違い、こちらは完全に新規造形。そして、とにかくでかい。全高は約30cm。昭和から流用の生身ギドラはギドゴジのソフビと並べると小さく見えてしまうが、こ…

キングギドラ(vsシリーズ) ムービーモンスターシリーズ (1998)

// ゴジラ最大のライバルのキングギドラが19年ぶりにスクリーンに登場。1991年発売の「ゴジラvsキングギドラ」に合わせて発売された「超ドラゴン怪獣」のキングギドラ。宇宙怪獣ではなく3匹のドラットが水爆実験で凶暴化したという設定だが、侵略者に操られ…

ゴジラザウルス ゴジラシリーズ(1991)

// ゴジラ誕生の謎にタイムトラベルで迫るSF映画「ゴジラvsキングギドラ」(1991年公開)にゴジラのルーツとして初登場した。南方で米軍との戦いで傷つき、極寒のシベリア圏に移されてゴジラに変わり、バブル景気に浮かれた日本に上陸するという描写は、戦争…

ビオランテ植獣形態 ムービーモンスターシリーズ (2018)

// 米レジェンダリー版、シン・ゴジラ、アニメ版などゴジラ映画が再び公開されるようになり、ムービーモンスターシリーズ再販が始まった中、なんとビオランテが2018年に新規造形で発売。残念な商品が多い2010年代のムービーモンスターシリーズの中では、非常…

ビオランテ ゴジラシリーズ(1992)

// 1989年公開の「ゴジラvsビオランテ」で初登場し、映画から少し遅れて1992年に発売。何らかの商標に引っかかったのか商品名は「バイオビオランテ」だった。4本の触手が可動する。底の部分は平らで、中央に穴が開いている。なお、花獣形態のビオランテはバ…

ゴジラ(vsキングギドラ) ゴジラシリーズ(1991)

// 1991年公開の「ゴジラvsキングギドラ」に合わせて発売された初の平成ゴジラのソフビ。バンダイのソフビでは古い時代のものだが、かなり完成度が高い。通称としてはvsキングギドラなので「ギドゴジ」と呼ばれ、もしくは同じスーツを使用した前作vsビオラン…

メカゴジラⅡ ムービーモンスターシリーズ (2002)

// 昭和ゴジラの最後の敵として「メカゴジラの逆襲」(1975年公開)に登場。このソフビは、ミレニアムシリーズ機龍2部作の「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年公開)に先駆ける形で発売され、ムービーモンスターシリーズで最高傑作の候補に挙がる。 当時は旧作ソ…

メカゴジラ グレートモンスターシリーズ (1984)

// キングギドラと並ぶゴジラの最大のライバルとして、後年の作品でも何度も名勝負を繰り広げているメカゴジラ。既にウルトラシリーズではロボット怪獣が数多く登場していたとはいえ、ゴジラ型のメカ兵器という発想は当時としては非常に斬新なものだったので…

メガロ ゴジラシリーズ(1991)

// 登場作品は1作だけだが、カブトムシのようなデザインにドリルの腕という、非常に昭和の怪獣らしいデザインのメガロ。このソフビは1991年に発売された。首と両手足が動き、造形や塗装も及第点の仕上がりと言えるだろう。 ただ、この商品を最後にメガロのソ…

ガイガン ムービーモンスターシリーズ(1998)

// 旧作ガイガンは出来が悪かったためか、ゴジラシリーズが休止中の1998年に新規造形で発売された。その後も何度も再販されており昭和ガイガンの定番ソフビと言えるだろう。再販ごとに体の色も水色、黒色、緑色に変化しており、どれがガイガンらしい色なのか…

ガイガン ゴジラシリーズ(1990)

// ゴジラの敵怪獣の中でも、斬新なデザインで人気が高いガイガン。宇宙恐竜がサイボーグ改造され、鋭利な凶器が身体中にある。メカゴジラは距離を取って飛び道具による戦法が主体だが、このガイガンは接近戦タイプだ。 ただ、この1990年に発売されたソフビ…

ヘドラ ムービーモンスターシリーズ (2006)

// ゴジラシリーズが一旦終了後に発売された「ムービーモンスターシリーズ-STANDARD-」で2006年に新規造形で発売。1993年発売の旧作もなかなかの出来だったが、さらにクオリティが上がった。造形や塗装も細部までこだわっており、バンダイによる怪獣ソフビで…

ヘドラ ゴジラシリーズ(1993)

// サイケデリックな音楽や映像が流れ、アニメーションも挿入され、挙げ句の果てにはゴジラが空を飛ぶという、ゴジラ映画では最大の異色作と言える「ゴジラ対ヘドラ」(1971年公開)に登場。いや、当時としては新たな人類の脅威だった公害問題をテーマにした…

ゴロザウルス ゴジラシリーズ(1993)

// 脇役ではあるが、バンダイのゴジラ怪獣ソフビ全盛期の1993年に商品化された。脇役とはいえ「怪獣総進撃」(1968年公開)では戦闘の主力として活躍。キングギドラにカンガルーキックを浴びせて地面に倒し、地球怪獣軍団による袋叩きに大きく貢献した。 ソ…

バラゴン ゴジラシリーズ(1992)

// 東宝の特撮映画ではあるがゴジラが登場しない「フランケンシュタイン対地底怪獣」(1965年公開)に登場した後、「怪獣総進撃」(1968年公開)で初めてゴジラと共演。とは言っても破壊活動や戦闘には参加せず一瞬の出演に終わったため、ゴジラや他の怪獣と…

アンギラス(2代目) ゴジラシリーズ(1990)

// ラドンはゴジラの相棒ならば、アンギラスは忠実な子分。ゴジラがヒーロー化した後の70年代の作品には頻繁に登場しており知名度は高いが、未だに作品タイトルに名を連ねたことはない。 このソフビは、ゴジラの最初の敵として「ゴジラの逆襲」(1955年公開…

キングギドラ グレートモンスターシリーズ (1984)

// デビュー作品「三大怪獣地球最大の決戦」(1964年公開)では、ゴジラ、ラドン、モスラが3体で協力してようやく撃退できた、ゴジラにとって最大のライバル怪獣。黄金の鱗に3本の首というデザインは、怪獣で最高傑作の芸術品であろう。 ソフビでも黄金に輝…

キングコング ゴジラシリーズ(1993)

// 日米の怪獣スター同士による夢の対決が実現し、怪獣プロレス路線を決定づけた「キングコング対ゴジラ」(1962年公開)。ゴジラシリーズ最高の観客動員1120万人を記録した作品でもあり、初期ゴジラにとって重要なライバル怪獣の1体である。 先にメカニコン…

モスラ幼虫(2代目) ゴジラシリーズ(1991)

// このソフビは初代ではなく「モスラ対ゴジラ」(1964年)、「三大怪獣地球最大の決戦」(1964年)、「怪獣総進撃」(1968年)に登場した2代目と3代目のモスラ幼虫がモデル。これは1991年に発売され、糸や噛み付き攻撃を使う幼虫らしく、口を開いた造形が特…

モスラ成虫 ゴジラシリーズ(1992)

// ゴジラ、ラドン、バランに次いで作品タイトルを担った怪獣として「モスラ」(1961年公開)に初登場。90年代にはモスラを主役とした3部作が製作されており、ゴジラ以外に複数の主演作を持つ唯一の東宝怪獣だ。 このソフビは胴体部分がフロッキー加工されて…

モスラ幼虫(初代) グレートモンスターシリーズ (1984)

// それまでの怪獣映画とは少し趣が異なり、ファンタジー要素を感じさせる1961年公開の「モスラ」。原水爆実験で汚染されたインファント島に眠っていた虹色の卵から生まれた。東京タワーに繭を作り、色鮮やかな成虫になった。 このソフビは、初代モスラ幼虫…

ラドン(初代) ゴジラシリーズ(1991)

// ゴジラ、アンギラスに続く3体目の東宝怪獣として「空の大怪獣ラドン」(1956年公開)でデビューしたラドン。ゴジラの次に主演作品を与えられた怪獣であり、怪獣映画では初の総天然色(カラー)作品で演じた。若き日にパイロットを志した円谷英二の夢をつ…