怪獣ソフビ博物館

ゴジラ、ガメラ、たまにウルトラマンや仮面ライダーも含めて新旧ソフビを展示

キングギドラ S.H.MonsterArts(2019)

// ゴジラ永遠のライバル怪獣であるキングギドラは、2019年の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」でも「偽りの王」として登場。長年、日本では操られる側の設定だったのだが、米国版では晴れて操る側にまわるという高い知能も与えられたが、悪役の宿命か…

メカゴジラ S.H.MonsterArts(2021)

// 2021年公開の「ゴジラvsコング」で、終盤の秘密兵器として満を持して登場した米国版メカゴジラが「S.H.MonsterArts」シリーズでも登場。日本のメカゴジラに多い火器やビームの攻撃だけでなく、アンドロイドのよう細身の体を俊敏に動かした肉弾戦でもゴジ…

ゴジラ(vsキングギドラ) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 通称「ギドゴジ」は1991年公開の「ゴジラvsキングギドラ」に登場したタイプで、30年前の公開当時にソフビが商品化された。なかなか人気があるスーツにも関わらず、その後は何故か再販されないままの状態が続いていたが、30年の時を経て新規造形で復活した…

ガメラ1999(ガメラ3邪神覚醒) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// ガメラ誕生55周年を記念したのか不明だが、このところの新商品ラッシュで1999年公開の「ガメラ3邪神覚醒」バージョンのガメラも登場。このタイプのガメラは映画公開当時に商品化され、2005年にも再販。そちらのソフビも完成度がかなり高かったのだが、今…

イリス(ガメラ3邪神覚醒) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// ガメラ誕生から55周年となった2021年は、突如としてムービーモンスターシリーズでガメラ商品の発売ラッシュが続いた。予想外の展開ではあるが、映画の新作がないだけにガメラファンとしては歓喜だろう。平成ガメラ三部作の最終作として1999年に公開された…

コング S.H.MonsterArts(2021)

// 日米の2大スター怪獣が59年ぶりに決着をつける形となった「ゴジラvsコング」(2021年)は、無駄を削って怪獣プロレスに全振りした作風だった。そういう意味で、この可動部分が多い「S.H.MonsterArts」は戦いの場面を再現するのに最適なフィギュアだ。 前作…

ゴジラ(米レジェンダリー版) S.H.MonsterArts(2021)

// 米国版3部作の最終作「ゴジラvsコング」(2021年公開)に合わせ、今まで手を出していなかった「S.H.MonsterArts」シリーズの商品を初めて購入してみた。このシリーズはゴジラシリーズが冬の時代だった2011年に登場した可動フィギュア。従来のソフビと違っ…

メカゴジラ(ゴジラvsコング) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 2021年公開の「ゴジラvsコング」の秘密兵器として登場するはずだったのだが、公開日より先にソフビの商品が発売されてしまったために完全にネタバレしてしまった。新型コロナウイルスの影響で公開日が急遽延期になったが、ソフビの発売日までは変更できな…

コング ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 米国版ゴジラの最終作として2021年に公開された「ゴジラvsコング」は、両雄の戦いの完全決着が話題になった。日本人としては、コングよりもキングギドラの方が強力な敵というイメージが強いのだが、さすがにコングは米国で人気の高いキャラクターのようで…

ゴジラウルティマ(ゴジラ S.P) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// ゴジラとしては初めての試みとなるテレビアニメという形で作られた「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」は、賛否両論を招く内容だった。本格SFを意識したためか、難解な用語が飛び交う人間ドラマ部分が中心となり、その結果としてゴジラの存在感が非常…

ゴジラテレストリス(ゴジラ S.P) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 2021年放送のアニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」に登場したゴジラの第三形態。二足歩行が可能になった形態という点では、またしても2016年公開の「シン・ゴジラ」の焼き直し感はある。蛹から変化したことが影響しているのか不明だが、体表は青…

ゴジラアンフィビア(ゴジラ S.P) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 2021年放送のアニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」に登場したゴジラの第二形態。四つ足歩行をするようになったが、見た目にはアクアティリスの名残がある。四つ足の上陸形態と言えば「シン・ゴジラ」(2016年公開)に登場した通称「蒲田くん」と…

ゴジラアクアティリス(ゴジラ S.P) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 2021年放送のアニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」に登場するゴジラの第一形態のタイプ。赤みのかかった体表で、中生代の海棲爬虫類を思わせる姿。ゴジラらしさは感じないが、昔の日本の伝承に登場しそうな怪物っぽいデザインであり、これはこれ…

レギオン(ガメラ2レギオン襲来) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// 1996年公開の「ガメラ2 レギオン襲来」に登場。新怪獣ということもあってか、これまでにない若干グロテスクで米国SF映画のクリーチャーを思わせるデザイン。マザーレギオンから多数の小型レギオンが生み出される設定など、宇宙怪獣ということもあるが、当…

ギャオス(大怪獣空中決戦) ムービーモンスターシリーズ(2021)

// いわゆる平成ガメラ三部作の1作目「ガメラ大怪獣空中決戦」(1995年公開)に登場。ガメラの宿敵ギャオスが、何故かこのタイミングで新造形として商品化された。前年のガメラは素晴らしい出来だったが、こちらも及第点の仕上がりと言えるだろう。 ギャオス…

シン・ゴジラ(クライマックスver.) ムービーモンスターシリーズ (2017)

// シン・ゴジラは戦闘力も反則レベルの強さを誇った。通常の火炎放射に加え、紫色のビーム状の熱線を、口だけでなく尻尾の先や背鰭から広範囲に、非常に長い射程距離で発射する。この攻撃で都心を破壊し尽くしただけでなく、総理大臣ら閣僚が乗ったヘリコプ…

シン・ゴジラ(形態変化3体セット) ムービーモンスターシリーズ(2017)

// ゴジラシリーズの新境地を見せた「シン・ゴジラ」(2016年公開)は、関連商品も売れ行き好調なのか、ソフビでも様々なバージョンが商品化されている。こちらは公開翌年に限定販売された3体セット。第二形態(蒲田くん)と第三形態(品川くん)の重塗装バ…

YouTubeとInstagramのアカウント開設

怪獣ソフビの素晴らしさを全世界へ視覚的にも発信するため、YouTubeとInstagramを開設してみました。まだまだ駆け出しですが、宜しければご覧ください。 // YouTube - 怪獣ソフビ大進撃 www.youtube.com Instagram - 怪獣ソフビ写真館 www.instagram.com こ…

ガメラ1995(大怪獣空中決戦) ムービーモンスターシリーズ (2020)

// 2006年公開の「小さき勇者たち〜ガメラ〜」以降、ガメラの新作映画は10年以上も製作されない中、2020年代の始まりに突如としてこのソフビが発売されたのは意外だった。しかも、やたらに出来が素晴らしい。1995年に公開された「ガメラ大怪獣空中決戦」に登…

初代キングギドラ 怪獣番外地(2019)

// 昭和のキンングギドラはゴジラのライバルとして最も有名な存在であり、三本の首に金色のボディというデザインも芸術作品と呼べる域なのだが、なぜかソフビは少ない。1984年発売のグレートモンスタシリーズのソフビは非常に完成度が高かったのだが、1991年…

初代ゴジラ 怪獣番外地(2019)

// これまでフランケンシュタイン関連のマイナーな怪獣を商品化してきたバンダイのマニアックソフビシリーズ「怪獣番外地」が、急にメジャー路線に舵を切った。初代ゴジラという王道の中の王道を商品化したのだが、それでも一味違った。「ポスターカラー版」…

ゴジラ(×機龍) ムービーモンスターシリーズ(2002)

// 2002年公開の「ゴジラ×メカゴジラ」と翌2003年の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」は、ミレニアムシリーズでは唯一、劇中の物語がつながっている。この2作に登場した通称「機龍ゴジ」は、風貌としては1999年公開の「ゴジラ2000」の通称「ミレゴジ」に…

ゴジラ(GMK) ムービーモンスターシリーズ (2001)

// 基本的に作品の世界がつながっている昭和ゴジラや平成のvsシリーズとは違い、ミレニアムシリーズは作品ごとにゴジラの設定が変わる。大人ならばとにかく、子供の観客にとっては分かりづらかったのではないだろうか。平成ガメラ3部作の金子修介監督がメガ…

ゴジラ1984 ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1975年公開の「メカゴジラの逆襲」では観客動員数が100万人を下回り、ゴジラシリーズは一旦終了。1955年の「ゴジラの逆襲」から1962年の「キングコング対ゴジラ」でも7年間の沈黙はあったが、この間は他の怪獣映画や特撮SF映画が毎年のように製作されてい…

ゴジラ1975(メガロゴジ ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1973年の「ゴジラ対メガロ」で登場した通称「メガロゴジ」が、あまりにも幼い表情でゴジラのイメージに合わなかったためか、1975年公開の「メカゴジラの逆襲」では、顔を改造。目つきが鋭くなり、悪と戦うヒーローのイメージが強調された感がある。このゴ…

にせゴジラ(メガロゴジ ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1970年代に入ってゴジラは悪の怪獣と戦う正義のヒーローになり、顔つきも子供たちに親しみやすいように変化していった。1973年公開の「ゴジラ対メガロ」から使用されたスーツ、通称「メガロゴジ」は、もはや完全にベビーフェイスである。顔は大きくなり、…

ゴジラ1968(総進撃ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1968年公開の「怪獣総進撃」から1972年公開の「地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン」まで、昭和ゴジラの中では最も多い4作品で使われたスーツが、通称「総進撃ゴジ」と呼ばれるタイプ。怪獣総進撃では、怪獣ランドで人類に管理されるという不本意な境遇になり…

ゴジラ1967(息子ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// ゴジラの立ち位置が人類にとっての脅威から単なる怪獣に変わり、次第に作品も子供向けになってきたことから、1967年公開の「怪獣島の決戦ゴジラの息子」では、ついに息子怪獣のミニラが登場。南の島に産み捨てられていた卵から生まれ、ゴジラよりもはるか…

ゴジラ1965(大戦争ゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1964年公開の「三大怪獣地球最大の決戦」では、ゴジラ本人にとっては不本意ながらも人類に味方する形でキングギドラと戦うことになり、ゴジラの立ち位置が変わる転機となった。1965年公開の続編「怪獣大戦争」でも、ラドンとともにX星人に操られたゴジラ…

ゴジラ1964(モスゴジ) ゴジラ50周年メモリアルBOX(2005)

// 1962年に公開された「キングコング対ゴジラ」と、1964年公開の「モスラ対ゴジラ」では、タイトルが示すようにゴジラは悪役だった。この通称「モスゴジ」も、ふてぶてしい悪役ような顔つきなのだが、その中にも非常に愛嬌がある。劇中でもモスラの卵に好奇…